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勝田 博司; 古川 和男
Journal of Nuclear Materials, 71(2), p.375 - 376, 1978/02
被引用回数:6溶融塩中の水素拡散係数についての測定結果は今まで報告されていない。本報告は非定常法(Time Lag法)を用い、Flinak(46.5mol%LiF-11.5NaF-42.0KF,mp.454C)中の水素拡散係数の測定を行ったものである。またこの係数を用いることにより、Flinak中の水素溶解度を算出し、Flibe(LiBeF)中の水素挙動との比較を行った。450C~550Cの温度範囲で測定を行ったが、550Cで1.510cm/secの水素拡散係数の値が、また活性化エネルギーは約9kcal/molが得られた。一方水素溶解度は500Cで610mol/msalt atmが得られた。これはFlibe中の水素溶解度の1000倍に相当し、FlibeとFlinak中では水素溶解機構が異なることが推察された。
勝田 博司; 古川 和男
Rev.Chim.Miner., 15(1), p.49 - 58, 1978/01
精製及び未精製Flinak(46.5mol%LiF-115NaF-40.0KF)と平衡する水素、重水素、メタン分圧を測定した。塩の溶融初期には、数10torrの高い水素分圧であったが、定常状態では3~610(at600C)torrが、得られた。水素とメタン分圧から炭素活動度を推定すると約0.2であったが、これは精製の度合により変化した。Time Lag法をこの塩に応用して、溶融Flinak中の水素拡散係数並びに水素溶解度を求めた。D=1.810cm/sec,at550C,H=9kcal/molが得られた。又溶解度Sは550Cで510molH/cm,melt atm,H=-6kcal/molであった。さらに、この塩と接触したSUS316の水素透過係数を測定した。得られた値は、ほぼ気相中におけるSUS316のそれと等しかった。これより、接触表面効果は無視できることが予想された。測定で得られた溶解度の値に基づいて、溶融Flinak中の水素の状態について考察を行った。
辻村 重男; 井澤 君江; 篠原 遙; 本島 健次
Journal of Nuclear Science and Technology, 4(9), p.482 - 487, 1967/00
被引用回数:0抄録なし